人それぞれ

ようやく梅雨が明けました。 コロナで生活様式も変わりましたが、気候も徐々に変わっていっているようです。 生活のためには様々な変化に対応しなくてはなりません。 弊社も良い変化をするための一つとして会社のロゴを作成中です。 が、しかし、人により感性が違うので進みません。まとまりません。決断力と突破力が足りないようです。 今回は2年ほど前の話です。 それにしても藤井棋聖の変化(進化)には驚かされるばかりで。あやかりたいです。
 
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       冬季オリンピックが目前です。さらに2年後にはついに東京オリンピックです。そんな中、選手の皆様がぜひ欲しいものは「必勝法」ではないでしょうか。ゲームのなかには確たる必勝法が存在するものもあるようです。 1から交互に数字を言い合って、21を言った方が負け。というゲームをご存知でしょうか。 お正月に新聞に載っていた将棋の藤井聡太四段の対談での話です。相手は経済学者で、ゲーム理論が専門の方です。このゲーム、もちろん藤井四段は初見です。 ルールは「1から順番に数え上げる」「一度に3つまで数えることができる」「今回は21を数えたら負け」という設定にしてスタートです。 さて、このゲーム、私は相当以前(中高生の頃?)から知っていてどのようにすれば勝てるのか結構な時間、あーでもないこーでもないと考えた記憶があります。 この記事を見た後に何人かに試しました。まずは期待の新人、新婚ほやほやの青山君。肉体派でもあり、頭脳派でもあります。(いろいろ考えすぎる節もありますが…) ルールを説明して、いざ。 私1 青山2,3 私4 青山5,6 私7,8 ・・・ 私19,20 青山21  私の勝ち!  で、もう一回 青山君少し考えて、「これ先攻、後攻どちらが有利とかあるんですか。」と。お!さすが頭脳派!と思ったのもつかの間。「いや、関係ないか。」とすぐに否定。残念。  次はトミタカのエース佐々木哲君。記憶力とスピードが凄まじく、感性で仕事するスーパーマンです。 いざ!    ・・・哲16,17 私18,19,20 哲21    少し考えて、「17を言った方が負けだから…」と。 これは30年前の私の思考と同じです。場合分けを逆から考えていくので時間ばかりかかって上手くありません。  次は只今、大学受験真っ只中の我が家の次男クン。理系です。  1回目 ・・・ 私19,20  次男21   2回目 ・・・次男21  「もうやらない!」    ちょっと!もう少し考えようよ!! これ藤井4段はどうだったのかというと。  経済学者1  藤井2,3  経4  藤(5秒ほど考えてから)5  経6,7,8 藤「あ、そうか…。これはたぶん負けです。」 経「なぜ、気づいたのですか。」 藤「21が『4の倍数+1』になるからです。」 経「やっぱり、気づくのがとても速いですね。このゲーム先手に必勝法があるのか、後手に必勝法があるのかわかりますか。」 フ「後手必勝です。」 経「そうです。先手がどう数えても、後手は必ず4の倍数で、そして20で数え終わることができるからです。」 ものすごいですよね、藤居四段。経済学者の方、もう少し驚きましょうよ! ちなみに妻とも試してみました。  ・・・私18,19,20 妻「無言」 そのあとずっと無言。 妻のご機嫌を損ねた時点で私の負けが確定したのでした。                                        トミタカ 溝部    2018年1月 トミタカ通信より

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